早慶附属高校合格までの奮闘記

2021年春、息子は早慶附属高校3校に合格しました。早稲アカ、特訓クラスの落ちこぼれの息子が早慶合格に至るまで、偏差値が合格圏まで届かなかったり、内申が足りなくて都立高校を諦めたりと色々ありました。これまでの軌跡を綴っていきます。

塾の保護者会で分かった事

中3の一学期には中学校全ての単元を終わらせて、

二学期になると過去問をまわしていきます。

二学期には塾のコマ数も増えて(土曜特訓、平日のテストゼミ)とにかく、こなすべき量が圧倒的に増えます。

息子は、中2から中3にかけての休校期間中3ヶ月と、その間の塾のオンライン授業をいい加減にして過ごしていたのか、増えた講座での勉強量に対応することが出来ずに、パンク状態でした。

過去問も、ただ解くだけできちんと復習しているようには見えなかったので、塾の保護者会で先生に相談してみました。

先生によっても言う事はまちまちですが、ある数学の先生の言葉が心に残りました。

「過去問について。同じ問題は絶対に出ないから、何年分やっても意味がない。数学に関して言えば、1番良いのは上数(上位校への数学というテキスト)を2.3巡することです。この単元は第何章だとか何ページぐらいに載っていた、と言う位わかるようになるまでやればこちらのものです。」

と言うことをおっしゃっていました。

それから子供に「上数をやっているか、いま何巡目をやっているか、今日もちゃんと上数をやったか」と聞いて確認していました。

その頃から、数学の点数が安定してきたように思います。