早慶附属高校合格までの奮闘記

2021年春、息子は早慶附属高校3校に合格しました。早稲アカ、特訓クラスの落ちこぼれの息子が早慶合格に至るまで、偏差値が合格圏まで届かなかったり、内申が足りなくて都立高校を諦めたりと色々ありました。これまでの軌跡を綴っていきます。

特訓クラスの半分は早慶に行ける?!

特訓クラスの半分くらいは早慶に受かると言われました。

「アドバンス」で偏差値50とれば、早慶のどこかに受かる、というのと繋がってきますね。

特訓クラスの半分より上にいれば早慶のどこかには入れると言うことです。

息子が通っていた校舎の去年の特訓クラスは早慶に1名しか行けなかったようです。クラスの人数は分かりませんが、、、

息子の学年では、特訓クラスに9人の子がいて、進学先の内訳は

早慶附属校5名(うち推薦2名)

日比谷2名(2名とも推薦)

国立1名

行き先不明1名(早慶全落ち)

だそうです。

推薦の子が多いですねー。

やはり、コツコツできる子は特訓クラスに入れるんですかね、、、すごいですねー。

 

とにかく模試がたくさんあります

模試がしょっちゅうあります。

Wアカ内部生の「アドバンス」、「特訓選抜」、上位校の子たちが受ける外部模試の「駿台」、他にも「Vもぎ」とか色々ありますが、

息子は「アドバンス」「特訓選抜」「駿台」を受けていました。

「Vもぎ」は公立向けみたいです。

毎月「アドバンス」と「駿台」があったので、復習の時間を作るだけでも大変です。

中2も同じくらいのペースです。

ちなみに「アドバンス」は、特訓クラスの子だけが受けます。レギュラークラスの子は、「CT」という模試です。レギュラークラスでも、上位思考の子は「駿台」を受けます。

クラス分けテストは、「特訓選抜」「駿台」「アドバンス」のテストで決まります。

最終的に受験校は、これらの模試の成績を見て決めて行きます。

アドバンスで、偏差値50行けば早慶の合格率が50%だそうです。すごい高い難易度の模試ですねー。

まずは、そこを目標にしていきました。

中1の2月に早稲アカ入塾。特訓かレギュラーか?!

2月は入塾のシーズンです。

早稲アカの新聞広告に、特訓クラスに入るための「特訓選抜模試」募集!とあったので、

「受けたいんですー」と特訓クラスとかレギュラークラスとかの状況もわからないまま申し込もうとしました。

そしたら、Wアカの校長に「いきなりそれは難しいと思うので、入塾テストにしてみたらいかがですか?」と言われました。

結果はもちろんレギュラークラス。。。

中1でかなりのんびりしてしまったので、しばらくの間はレギュラークラスでした。

部活の先輩に、「特訓クラス(T)は授業時間数がレギュラークラス(R)より多くなるから、中3になったら、どんどんTとRのレベル差がついて、

後になればなるほどTに上がりにくくなる」と言われていました。

夫は、「今度のテストでTに上がれなかったら、塾に行く必要ない。Rだったら塾を辞めて家で勉強をやればいい。」と、ずっと言っていて、いよいよ今回がラストチャンスでした。

早慶かそれ以外、という考えです。

早慶に行けないなら、他はどの学校でも一緒という事です。

その頃から自習室にこもるようになり、念願のTに上がれたのは中2の10月になってからでした。

家で勉強できる子、出来ない子、色々いますが、息子は家だと全く集中できないタイプだったので、

それから自習室で塾の宿題もやるようになりました。

 

しかし、家では勉強できない息子に、コロナが近づいて来ているのでした、、、

高校受験塾選び-早稲田アカデミー、Z会、臨海、ENAどこに通う?

中学受験をせず、小学生の時から高校受験を見据えて塾に通わせ、基礎学力をつけているお友達もいました。

中学受験は親がかなりサポートしなくてはいけないので、フルタイムのママさんは

中学受験を避ける傾向にあります。

もしくは、個別指導や家庭教師を併用し、財力で解決するタイプの人も、、

「中学受験は親が大変だもん〜」と言いながら、小学生の時に「中学受験しないクラス」に通わせて、

高校受験対策をしていたお友達の子は、中学生になって早稲アカで最上位の特訓クラスでした。

日曜の必勝クラスでも余裕で早慶選抜でした。

 

さて、塾も色々あります。

中学受験で勢いがあった塾が、高校受験にはあまり力を入れていない場合もあります。

息子が高校受験で通った早稲アカ、中学受験で通ったZ会進学教室、公立に強いENA、臨海セミナー。

中学受験の時に、印象が良かったZ会にしようかと思っていましたが、

同じ部活のお友達が通っているWアカに通う事になりました。

息子は中2から早稲アカに通い始めました。

早稲アカは、中学受験で通っていたお友達がオススメしていたので、良い印象がありました。

ENAは、高校受験ではまわりにあまり通っている子がいないかなー、という印象。

臨海セミナーは、息子が通ってる中学校ではかなり多かったようです。都立向けです。

最近ちょっと問題がありニュースになっていましたね、、、

あとは、個人の小さい塾に行っていたり、様々です。

 

息子が通っていた早稲アカの教室は、校長はとにかく熱い先生で、マイペースな息子のお尻を常に叩いてくれていました。

男の子は、やる気になったら凄い集中力で成績が上がる子が多いけど、だいたいの子はやる気スイッチがなかなか入らないので、

それまでは宿題をいっぱい出してとにかくこなす、そして基礎学力をつけると言う方針でした。

なるほど〜!と納得しました。

 

中一はのんびり。

小6は、ガッツリ?勉強したので、中1はわりとのんびり過ごしました。

中間テスト、期末テストの対策もほとんどせず、試験に臨んでいたので、学年の平均を少し上回るくらいで、

あまり良い成績とは言えませんでした。

内申を良くするには、提出物や学期末のテストにかかるので、内申も下がっていきました。

息子はコツコツやるタイプではないので、その辺で苦戦しました。

中学生になると子どもも自我を持ち、あまり親の言う事も聞かなくなるので、半ば諦めつつ中1は過ごしました。

 

慶應義塾の出願書類に下記のようなものを書く欄があります。

 

◯学校生活
中学校での学習活動、生徒会活動、ボランティア活動などで特筆すべき活動

◯特技
スポーツ、芸術、その他の特筆すべき特技

◯保護者から見た本人像

 

慶應義塾の他にも私立はこのようなことを書く場合が多いので、意識しながら中学校生活を送れたら良いですね。

我が家の場合は行き当たりばったりでしたが、

中1の時に学級委員や、ボランティア活動には励んでいたので、なんとかネタはありました。。。

英検の二次試験、面接対策

英検3級、準二級の面接対策はレアジョブ でしました。

一次試験発表から、二次試験まで2週間ほどしかないので、この2週間で面接の流れと

試験の内容を把握しなくてはいけません。

レアジョブ は、面接の入室から退室までの一連の流れを1レッスンでしてくれて、

解説、アドバイス、合否のどのあたりのラインにいるかも教えてくれます。

8コマほど受講して、子どもは自信を持って面接に臨むことができました。

英検3級、準2級はレアジョブ での対策のおかげで一発合格する事が出来ました。

 

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英検はスマホアプリを上手に利用

以前の記事でも書いたように、息子は公文だけ(正確には二次試験の面接対策は、レアジョブ も利用)

で、小6で3級、中1で準二級を取得しました。

公文だけでも合格すると思いましたが、

多くの単語や熟語を網羅的に覚えるために、「スタディギア」や「mikan」を。書籍だと「でる順パス単」を使いました。

スマホのアプリだと、結局勉強してるふりをしてYouTubeを見てしまっていたので、

最終的には「でる順パス単」を利用していたようです。

個人的には「mikan」がオススメですが、最近サブスクになってしまい、英検対策で数ヶ月使うには費用がかさみます、、、

 

アプリでも、本でも単語や熟語を声に出しながら書くように言ってました。

ヒアリングもあるので、スペルを覚えただけでは問題に答えられないからです。

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