早慶附属高校合格までの奮闘記

2021年春、息子は早慶附属高校3校に合格しました。早稲アカ、特訓クラスの落ちこぼれの息子が早慶合格に至るまで、偏差値が合格圏まで届かなかったり、内申が足りなくて都立高校を諦めたりと色々ありました。これまでの軌跡を綴っていきます。

中1は塾に通わず。

小6の時は、自習室も含め、毎日のように塾に通っていたので、

中学に入ったら、生活をリセットしようと思い、塾通いは一旦中断しました。

引っ越しがあったり部活動が始まるなど、生活に慣れる事を最優先にしようと考えました。

小学4年生から公文の英語を習っていて、小6の間は休会していたので、そちらは再開しました。

小6で英検3級を取り、中1で英検準二級に挑戦し、受かりました。

通訳をしているお友達も、自分のお子さんを公文に通わせていました。

英検を取るのに、公文はとても良い教材だと思います。

高校受験までに漢検3級も取りましたが、漢検は、内申にポイント加算されない学校もあります。

(もちろん、加算してくれる学校の方が多いです)

人によっては、語彙力をアップしたいからと受ける人も多いです。

難関校だと、国語の長文で難しい言い回しも出てきます。

私立上位校では、英検3級を持っていてもポイントにならない学校も多くありました。

中1.2年のうちに、これらの資格を取っておくと良いと思います。中3になると、英検の勉強などしてる余裕はないので、、、。

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「中一の一学期の内申が大事。」

中学入学前から、「中一の一学期の内申が大事だから、気合入れて期末テストに挑んだ方がいいよ!」と言われていました。

一学期の成績で先生の先入観が入るので、初めが肝心だそうです。

中学受験をしたので、学力面はリードしていると思ったけど、そんな事はありませんでした。

5段階評価で5が取れたのは三年間で一度だけ。

中1の一学期をピークに内申はどんどん下がって行きました。

これにより、私立の併願優遇を取れる学校がかなり限られてしまったのです。

息子が中1の時、高校受験に対してなんの知識もありませんでした。親である、私自身もです。

併願優遇制度とは、内申の成績で合格をほぼ確約してくれるという制度です。

部長をしていたり、生徒会の役員をしていたりすると、内申に1や2ポイント追加できる学校もあります。

志望校を決める時期になると、私立校では、その高校で定められている内申のポイントに

到達しているかしていないかで、バッサリ切られるのです。

もちろん、都立入試にも影響します。

当日の試験7割、内申が3割だそうです。

いくら当日の試験で満点を取れても、内申が悪ければ都立上位校には行けません。

息子は、中学入学以降、内申がどんどん下がっていきました。

中2の3学期までは、都立第一志望としていたので、内申の悪さが志望校に大きく影響を与えました。

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早慶への道は、3年前の出来事から始まった(小6.2月)

息子は3年前、中学受験をしました。

志望校は、都立中高一貫校

同じクラブの一つ上の先輩が行ったから、自分も行きたいと、とある学校を目標にしました。

その先輩は、先生からの信頼も厚く、リーダーシップもありつつ、控えめでありながら

同じ学年の子からも頼りにされるタイプでした。

 

塾は、都立中高一貫校の合格率の高く、塾の雰囲気も落ち着いているZ会進学教室を選びました。

Z会は小5の三学期から都立中高一貫校講座が始まりました。合格率が高いのは当然でした。

選抜試験があり、一定のラインをクリアしなければ入れません。

その分、レベルの高い授業が展開されるという事です。成績はギリギリでしたが入塾出来ました。

先生方は宿題のノートなどを一人一人とても丁寧に見てくれました。

息子の志望校は、小論文がありました。

作文が苦手な息子はかなり苦戦して、作文のために、別の塾にも行ったりしました。

丸一年、かなり詰め込んで勉強しました。

 

結果は、惜しくも不合格、、、

第一志望の二日前に受けた、私立中学では、

特待合格をしていましたが、本命はダメでした。

圧倒的に高い壁を感じました。

今考えると、都立中高一貫校だけを志望校とする事はかなりリスクが高いと思いました。(私の主観です、、)

子どもの精神面、体調面、コンディションもその日に照準を合わせて行かなくてはいけません。

小学生男子なんて、まだまだ子どもです。

同じ小学校のかなりの優秀な子でさえも都立一貫校に落ちていました。

結局、合格した私立中学には行かず、地元の公立中学に進むことを、息子は選びました。

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早慶附属高校、合格!

2021年2月12日

早慶高校の合格発表がありました。

第一志望校、慶應義塾(日吉)に合格していました!

 

この日、早慶3校の合格発表がありました。

今年はコロナのため、慶應義塾(日吉)の二次試験がなくなったため、3校同日発表となりました。

 

9時から早大本庄

10時から慶應義塾志木

13時から慶應義塾(日吉)

結果は、慶應志木合格、早大本庄補欠合格(後日電話があり、繰上げ合格)して、

早慶3校チャレンジして全勝でした。

ここまで来るまで、本当に色々ありました。

早稲アカの早慶クラスでは、早慶附属全て受けても一校合格するかしないか、というレベルのクラスに

在籍していました。(後日詳しく書きます)

内申も悪く、都立高校受験を諦めたほどでした。

中3の秋に、志望校再考、と模試で出たりしましたが、最後まで第一志望は、変えずに受験に臨みました。

結果として、3校受かる事が出来ました。

これから受験する方には、諦めずに志望校に挑戦することをお勧めしたいです。

 

今日から、過去にさかのぼり今までの挫折、葛藤、志望校決定から

合格までの奮闘記を綴っていきたいと思います。

 

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